痺れる低音!エレキベース

エレキベースとは?

ベースはギターよりも低い音域を担当する楽器で、ネックが長く、弦が太いのが特徴。ベースの低音があることによって、バンドサウンドの音圧を底上げしてくれます。他にはグルーヴといった独特のノリを作り出すなど、ベースは非常に奥が深い楽器です。

基本的にドラムとともにリズム楽器ですが、曲によってはメロディーやソロを演奏する場合もあります。ベースはルート音だけ弾くのではありませんよ!最近の楽曲は低音域が強調される傾向にあり、まさにベースの重要性は増してきているように思いますね。

ベースは縁の下の力持ちでありながらバンドの主役にもなり得る素晴らしい楽器!ベース音はCDの音源では少し聞き取りづらいかもしれません。ベース音を体感するには生演奏が一番!ロックバンドの生演奏だと会場内を振動させるほど低音がガンガン聞こえるんです。

エレキベースには歴史がある!

あの有名なfender社の「プレシジョンベース」が1951年に開発され、史上初のエレキベースと言われています。1950~60年のアメリカではジャズの流行と共にロック音楽の黎明期にありました。当時の低音楽器と言えばコントラバス(ウッドベース)。そして60年代以降は楽器の電子化が盛んになり、ビートルズなどのバンドが次々と台頭。なんとエレキベースにもスポットライトが当たるようになり、ポピュラー音楽の表舞台に躍り出ます。

70年代になると、ハードロックやパンク、フュージョンといったジャンルの多様化が進み、ベースの役割にも変化が見られるようになります。単なるリズム楽器からメロディー楽器の一面を見せるようになり、演奏性に自由度が生まれました。バチバチかっこいい「スラップ」もこの時期に生まれたんですよ!

ジャンルの多様化、楽器の可能性の拡大に加え、ベースにもギターと同じく多彩な音色が求められるようになります。「5弦ベース」や「6弦ベース」が登場したのもちょうどこの時期です。一般的なベースの弦の本数は4弦、5弦なのですが、こういった「多弦ベース」は主にフュージョンといったジャンルで活躍します。

※スウェーデン出身のフュージョン系バンド「ダーティループス」!スラップを交えたテクニカルなベースは要必見!ちなみにこのベーシストは6弦ベースを使用。

70年代以降もエレキベースの発展は止まりません!誕生以来、低音楽器の主役に躍り出ましたが、シーンに応じて様々なタイプのベースが使われるようになります。半音以下の音が出せる繊細な音色の表現が可能な「フレットレスベース」にウッドベースが電子化され、特に2000年以降で使用が顕著になる「エレクトリックアップライトベース」など様々な種類のベースが登場してきます。

ロックやポピュラー音楽の発展に伴い進化を遂げてきたエレキベース。このように歴史を紐解いていくと今後もエレキベースの可能性は広がっていきそうですね!

有名な女性ベーシスト特集!

ここからはベーシスト特集!ということで今回は3人の女性ベーシストをご紹介!近年は華麗かつ存在感ある女性ベーシストに注目が集まっているんです。

①TOKIE

国内の女性ベーシストと言えばこの人!金子ノブアキ率いるRIZEの初期メンバー、HISASHI(GLAY)、TAKAHIRO(EXILE)らと結成された「ACE OF SPADES」のメンバーとしても有名。ポップスからラウドまで幅広いジャンルでプレイアビリティに溢れ、数多くのアーティストのレコーディングやライブに参加しています。

②福岡晃子(チャットモンチー)

ガールズバンドを代表するチャットモンチーのベーシスト!ショートカットの髪型、またプレイは指弾きとピック弾きを両方を使いこなし、印象はクールかつアグレッシブ。この人も女性ベーシストにおいて圧倒的な存在感があると言えますね。チャットモンチーの解散は惜しまれます・・・。

③草刈愛美(サカナクション)

今の音楽シーンで活躍中でもあるサカナクションのベーシスト。ベーマガの表紙になった経験もあるほどの高い実力の持ち主。バンドサウンドのボトムはもちろん、繊細でどこか独特なベースラインは癖になります。バンド内でキラリと光りを放つ佇まいは男女ともに魅了しています。

まとめ:痺れる低音!エレキベース

・ベースはギターよりも低い音域を担当するリズム楽器で、ネックが長く、弦が太いのが特徴。曲によってはメロディーやソロを演奏することも。ベースの低音があることによって、バンドサウンドの音圧やグルーヴといった独特のノリを作り出すなど、非常に奥が深い楽器。

・1951年にfender社の「プレシジョンベース」登場以来、ロック音楽が盛んになり数多くのバンドが台頭してくる中で、エレキベースが低音楽器として多く使われるように。

・70年代になると、ロックをはじめとする多くのジャンルが生まれる中で、ベースの役割においてメロディー楽器としての一面が見えるように。また「多弦ベース」の登場など、ベースにもギターと同じく多彩な音色が求められるようになる。

・エレキベース誕生以来、低音楽器の主役に躍り出ましたが、70年代以降も多様化が進み、シーンに応じて様々なタイプのベースが使われるようになる。「フレットレスベース」や「エレクトリックアップライトベース」など様々な種類のベースが登場。

エレキベースの解説はこれで以上になります。

エレキベースは決して「地味」ではなく非常に奥が深い楽器であることがお分かりいただけたでしょうか?さて、最後に考えてみてください。「ベースのない演奏」ってどんな感じだと思いますか?一度ベースレスの演奏を聴いたことがありますが、もう音がスカスカ。低音成分がないと、サウンドが豊かにならないのです。この時ほどベースの重要性を思い知ったことはありませんね。

※参考までに。ベースがバンドの中で欠かせない楽器であるか、あなたも思い知ることでしょう!